うつ病生活保護受給者のミニマルライフ

メンヘラナマポおじさんの健康で文化的な最低限度の生活(ミニマルライフ)@welfare_minimal

ジェニファー・L・スコットさんの「フランス人は10着しか服を持たない2」を読みました

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ジェニファー・L・スコットさんの「フランス人は10着しか服を持たない2」を読みました。

引用レビューします。

seikatsuhogo.hatenablog.com

 シックってどういうこと?

 シックであることと預金の残高は関係ないし、どんな街に住んでいるかも関係ない。どんな仕事をしているか、どんな相手と結婚しているかも関係ない。どんな車に乗っているか、どんなブランドの服を着ているか――そんなことも関係ない。

 なぜならシックというのは、その人の生き方や在り方だから。そして、それは誰だって磨くことができる。

 だからもちろん、あなたもシックになれる。情熱的で豊かな、素晴らしい人生を送ることができるのだ。身だしなみも美しく、心穏やかに、1日を過ごせるようになる。すべて思い通りにならなくても、暮らしの中に喜びを見出せるようになる。

 いつもドタバタとあわててばかりで、とてもシックとはいえない生活を送っている人も、心配しないで。諦める必要なんてないのだから。 

 

時間を区切って片付ける

 実は片付けは上手くやっているつもりだったし、散らかり物もそれほど多くはなかった。片付けのやり方を決めて、その通りに整理整頓していたので、家の中の大部分というか、8割がたのスペースは片づいていた。あとで詳しく説明するように、「散らかりやすい場所」や「片付けにくい場所」を、いつもきれいにしておくように心がけていたのだ。

 でもどういうわけか、片付けられない場所があった。これにはとても手を焼いたので、きっと私だけじゃなく、多くの人が同じような問題で悩んでいるに違いない、と思うようになった。

 というわけで、私は、サンタモニカの悩める主婦らしく、お知恵を拝借することにした――風水に詳しい友人のニコルに相談したのだ。

 じっくりと話を聞いてもらったところ、ニコルが言うには、家が片付かないのは多くの場合、「貧乏性」のせいだという。つまり、「いつかお金に困るかもしれない」と思って、何でもかんでも取っておこうとするのだ。持ち物はどれも必要だと思い込んで、精神的にも、物理的にも、しがみついてしまう。

 たしかに、ニコルの言うとおりだった。おかしな話だけど、心のどこかでは自分でもわかっていたような気がした。まさに私も、何か捨てようと思っても、「いつか必要になるかも」と思うと捨てられない。それにたぶん、「万が一症候群」みたいなところもあるような気がする。「今はいろんなことが上手くいっているけど、いつか状況が悪くなるかもしれない」と不安に思ってしまうのだ。いつか生活に困るかもしれないと思うと、何一つ手放せなくなってしまう!

 しかし、何事も「気づく」ことから始まる。私は自分の「貧乏性」に気付いたおかげで、なかなか物を捨てられない理由が分かった。

 本当に必要なものはごくわずかなのに、私たちはたくさんの物を持ち過ぎている。自分の中のネガティブな思い込みに気付くと、家の中で散らかっている場所が、ハッキリと目につくようになった。 

 

「特別な1日」にするための朝の魔法

 朝、あなたが楽しみにしているのはどんなこと?

 私は朝起きたらカーテンを開けて、今日はどんなお天気かな、と窓の外を眺めるのが楽しみ。たまに植物に話しかけるような人がいるけど、実は私もその一人。鉢植えのバラやジャスミンゼラニウムに向かって「おはよう!」と声をかけ、必要なら水やりをする。

 それから毎朝必ず行っているのは、各寝室の窓を開けて、空気を入れ替えること。リビングとキッチンの窓も開けて、さわやかな朝の海辺の空気を取り込む。 

 

「一番良い物」をふだんから使う

 自分の家に愛着を持って、いつもマインドフルな状態(目の前で起きていることだけに集中すること)でいるように心がけていると、いつの間にか、「今、この瞬間」を大切にするようになる。それこそが、シックに暮らすということ。

 そうすると、一番良い持ちものを普段から使いたくなる。こまめに片付けるのが習慣になると、自然と素敵な持ち物に目がいくようになる。

 すると、家でお昼を食べる時も、祖母から譲り受けた大切な陶器を使ってみたくなる。子どもが口を拭くのに、ペーパータオルではなく布のナプキンを使わせるのも、もったいないなんて思わなくなる。郵便局に行くのに、綺麗なシルクのサマードレスを着ていくのも、おしゃれしすぎだなんて思わなくなる。周りの人が、せっかくいい物を持っているのに、何故かさえない格好をしているのに気付くようになる。

 誰にとっても、確実に手にしているのは「今、この瞬間」がすべて。それなのに、綺麗なクリスタルのボウルを、クリスマスにしか使わないのはなぜ?普段使いにして、フルーツを盛ってもいいはず。喜びは、今、この瞬間に感じるものなのに、一番素敵な物を、特別な時にしか使わないなんて、それこそもったいない。

 どうして私たちは、一番良い物を普段から使わないのだろう?使いすぎたら、くたびれてしまうから?特別な時に使うものがなくなってしまうから?スノッブだとか、近寄りがたい人と思われるのが嫌だから?それとも、自分にはもったいない、なんて思ってしまうから? 

 

「15分お片付け」で翌朝が変わる

 1日の終わりに、家が散らかっていてうんざりしてしまったら、タイマーを15分にセットして、一気に片付けてみよう。これでだいたいはどうにかなる。「15分頑張ればいいんだ」と思うと、やる気が出るのだ。

 「15分で片付ける」というコンセプトに出会ったのは、アンシア・ターナーの本だった。

 あるエピソードに出てくる女性が、「食洗機から食器を出すのが面倒でたまらない」とぐちをこぼす。

 そこでアンシアが「食洗機から食器を全部出すのに何分かかりますか?」と尋ねると、その女性は「7分くらいかしら」と答えた。そこでタイマーをセットして試したところ、食器を全部出すのにかかったのは、なんと3分以下だったのだ。3分でできるとわかったら、それほど面倒には思わなくなるだろう。

 「15分のお片付け」を勧めている人はほかにもいて、一番有名なのはマーラ・シリーとエミリー・バーンズ。二人とも15分のタイムリミットの効果に気付き、15分でできる限り片付けるように勧めている。

 私も1日一度は「15分お片付け」を実践している。キッチンがあまりにも散らかっていて、途方に暮れてしまったら、タイマーを15分にセットして、一気に片付ける。片付け終わってタイマーを見ると、驚いたことにまだ9分も残っている。そんなことが何度もあった。つまり、あれほど面倒で嫌がっていたのに、たったの6分で片付いてしまったのだ。

 こんな風に「15分お片付け」をすると、「大変だ」という思い込みが消えて、冷静になれる。余った9分でほかの部屋を片付けることもあれば、アームチェアに座って一息ついて、ローズヒップティーを飲みながら1日を振り返ることも。