うつ病生活保護受給者のミニマルライフ

30代男。うつ病で生活保護受給中です。@welfare_minimal

ドミニック・ローホーさんの「マイバッグ 3つのバッグで軽く美しく生きる」を読みました

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ドミニック・ローホーさんの「マイバッグ 3つのバッグで軽く美しく生きる」を読みました。

やたらミニマリストという言葉が出てくるなと思ったら、今年出版された本だったんですね。

引用レビューします。

 はじめに

 私が望むのは、ゆったりと流れる時間の中で、軽々とした豊かな気持で人生を過ごす、ただそれだけ。

 楽しく上手に生きるためには、人生に限りがあることをいつも意識し、準備や整理を心がけなければならないでしょう。私たちの身近にあるバッグこそ、そのファーストステップであり最良のパートナーなのです。 

 

本当に必要なバッグの数は?

 女性たちはバッグをたくさん持っています。10個以上のバッグを所有している人たちも少なくないでしょう。しかし、ほとんどの女性は、付き合うほどに満足感の増すマイバッグを探し求めているのではないでしょうか。

 今の世の中は次々と新しい物が現れては消えていく、その繰り返しです。新商品を購入してもすぐに旧商品になってしまう有り様。

 そんなめまぐるしい社会で暮らしていると、本当に価値あるもの、必要なものを見極める目が曇ってしまいます。

 そのような中で、納得できる本物のバッグに出合うのは容易ではないでしょう。バッグ探しの途中でたくさんの失敗を重ね、自分の甘さや弱さを知ることになると思います。

 それでもあきらめなかった人だけが、最後に「私流シンプルスタイル」を確立できるのです。 

 

「たった一つのバッグ」は絵空事

 アイスランドの首都レイキャヴィークで入ったバッグ店の店員さんは(彼女の)祖母のバッグに関するエピソードを私にこう語りました。

 「祖母は18歳のとき、2ヶ月分のサラリーと同じ値段のバッグを買い、生涯それを使い続けました。最後は見事な味わいの祖母だけのオリジナルバッグが完成したのですよ」と。

 私たちにとって、そのようなバッグは確かに憧れです。生涯、使い続けられ、年を重ねるごとに、持ち主と一体化したかのような風合いに育っていく…。

 しかし、現代の環境を考えると、その当時の人とはバッグに対して求めるものが違いますし、生活スタイルも大きく変わっています。 

 

価値あるものに出合う秘訣

 もので溢れた暮らしを続けていると、本物の価値を持つものに返りたくなります。

 それは今の"豊かさをはき違えた"社会に対する反発なのでしょうか。それとも真の満足感を味わいたくなったのでしょうか。安定と調和と快適な生活へのニーズの高まりでしょうか。

 今こそ、本当の贅沢が見直されて欲しい。

 本物の価値を持つものは心が安らぎます。それは心に栄養を与えます。何より、人生がもっとシンプルになります。

 だから、あなたが心から愛せるバッグを使ってください。限りある人生の時間を有意義に使いましょう。多くの女性はプレゼントされたバッグを「もったいないから」と使っていますが、本当にもったいないのは人生をエンジョイしないこと。自分らしい納得のいくバッグを使わないことです。 

 

自分がブランドになった夢を見せる仕掛け

 昔のファッション界は良いものを作ることが目的だった。

 今は売るためのものを作るようになってしまった。

 世界中どこでも同じ商品が展開されている。

 マーケティングの目的は

 三流のものをあたかも一流のように見せること。

 派手な宣伝で私たちを洗脳するが、

 実は価格に見合うような品質ではない。

 昔のようにまともな価格設定に戻すべきだ。

 産業構造の変化によって、

 フランスには腕の良い職人がいなくなってしまった。

                   アメリー・ピシャール 

 

スタイルを今こそ磨く

 スタイルは創造と表現の素晴らしい道具。雑誌のモデルや有名タレントたちと同じ洋服を着ることや、全身を同じブランドで揃えることとは違います。

 スタイルとは、自分の生き方やエッセンスを表現する手段です。自分の内面と外面を、バランス良く調和させることです。

 どんなに素敵な服を着ていても、もしそれが体形にあっていなければ、絶対におしゃれには見えません。スタイリッシュになるということは、自分のすべてをよく知ることです。 

 

他人はイメージであなたを判断している

 あなたは自分のイメージを他人に伝えることは

 つまらないことと思っているの?それは残念ね。

 だって、他人はあなたのイメージだけで

 あなたのことを決めてしまうのに。

             イザベル・トマ フレデリック・ヴェセット 

 

いらないものを見分けるとスタイルが決まる

 たとえば、お気に入りのTシャツがあるのなら、同じものを数枚買い揃えます。そのうち、それがあなたのスタイルになるのです。(アップル社のスティーブ・ジョブス氏はいつも黒のタートルネックでした)。

 スタイルの基本は、年月を経てもあまり変わることはありません。それさえ見つけることができたら、もう流行に左右され、悩まされることもなくなります。

 スタイルを決めることは、要らないものを見分け、軽やかに生きること。あとは、年齢やTPOに合わせた変化や遊びの要素を加え、自分のおしゃれを楽しむだけ。流行には寿命がありますが、スタイルは永遠なのです。 

 

旅の心の自由さで普段も暮らす

 チベットのことわざに「旅とは原点に返ることです」というのがありました。

 ミニマリズムを学ぶために、旅は最高の環境です。自分の人生を考え直し、理想的な人生を送るために。また、溜め込んだ自分の荷物をチェックする絶好の機会です。

 旅のさなか、人生の本当の楽しみについて考える時間はたっぷりあります。

 たった一つの旅行バッグで何十回も旅をしているうちに、必要なものはほんの少しだけであることが意識できるようになります。数本のジーンズ、数枚のTシャツ、セーター、カーディガン、フォーマルウェア、大判のストール、コート…。

 旅行の時にはそれで十分なのに、どうしても自宅のクローゼットは物で溢れているのでしょうか? 

 

"少ないもので暮らす"と時間が増える

 旅行では、自宅にある多くのモノたちとはなれるために、日々の必需品を正確に知ることができます。その状況に慣れてしまえば、なくてはならないと思っていたモノが、なくても大丈夫なことを知ります。

 旅をしながら、"少ないもので暮らすこと"を体験します。

 旅先では、テレビの前でダラダラ過ごすこともないし、買い物や娯楽に費やせる時間も限られるため、自然とシンプルで行動的なライフスタイルになります。自分の為に、新しい出会いの為に、たっぷりと時間をかけることができます。

 旅先での刺激的な経験は、"ものの束縛”を忘れさせてくれます。そもそも移動がメインの旅行では、多くのものを持ち歩くこともできません。そこで初めて、少ないものでも不自由を感じずに過ごせることが身を持って理解できるのです。 

 

いつも変わらず悠々と暮らす

 時代は「より少なく」に向かっています。そう、少なくても豊かに。また、これからは単純に物を減らせばよいというわけではありません。一歩進めて何事も自分で考え、ちょっとした演出や工夫を凝らしながら、少ないもので豊かに暮らすための知恵と創造力も磨かなければならないでしょう。

 スッキリした軽やかな環境の中で、いつも変わらずに悠々と暮らす、これこそが人生最高の贅沢です。 

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