うつ病生活保護受給者のミニマルライフ

30代男。うつ病で生活保護受給中です。@welfare_minimal

本田直之さんと四角大輔さんの「モバイルボヘミアン」を読みました

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本田直之さんと四角大輔さんの「モバイルボヘミアン」を読みました。

 

引用レビューしていきます。

どうすれば、誰にも縛られずに自由に働き、生きることができるのか?

 モバイルボヘミアンとは、仕事の為に生きるのではなく、自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと。

 「自分らしくいられる時間をできる限り長く持つための方法」であり、「仕事、表現、生活のクオリティを極限まで引き上げるための考え方」とも言える。 

 

僕たちは「ノマドライフ」の次のフェーズへ

 数年前に流行った言葉に「ノマド」というものがある。

 僕とダイスケはよく「ノマドの先駆者」と呼ばれるが、ぼくたちがこの言葉を使い始めた頃、もともとの意味は、「自由に旅し、国境を越え、自由に生き、自由に仕事をする」というライフスタイルを草原の遊牧民になぞらえたものだった。

 だが、その言葉は陳腐化してしまった。カフェで仕事をする人=ノマドワーカーというように、オフィスに行かずに働くというただそれだけの「小さな仕事のテクニック」のような話になってしまった。

しかし、僕はノマドというフェーズを終えて、次のフェーズに移行している。

 それが、モバイルボヘミアンというライフスタイルだ。

  

 ノマドワーカーを「どこにいても仕事ができる人」とするならば、モバイルボヘミアンはそこに加えて、「仕事とプライベートの境がなくなってきている状態」を指す。旅するように生き、誰にも縛られずに自由に生きていける、究極の生き方といえるだろう。

 

そして、「会社」から「個人」が解放される

 いまや、別々の会社の人たちがインターネット上でつながって、プロジェクトが始まることも珍しくない。i phoneや「skype」があれば、みながバラバラの場所にいても、仕事は進行して行けるからだ。

 つまり、そもそも経営者が社員を雇わなくて良い時代が来るかもしれないのだ。会社の在り方が変われば、社員を自社に「固定」する必要がなくなるのだから。 

 

結果、あなたはもう「1つの収入源」に依存しなくてよくなる

 場所、時間、会社からの開放が進むことで、最後に僕たちにもたらされるものは、「収入源」の開放だ。

 働く人たちの多くが、目の前の「忙しすぎる生活」に不満や違和感を抱きながらもそこから抜け出せない、そのもっとも本質的な原因は、「収入源」を1つに依存していることにある。

 もしあなたが一度に1つの会社にしか所属できないのであれば、もちろん収入源はその会社から貰える給料1つだ。だが、働く人が会社からも解放されるとすれば、「1つの会社で、1つの固定した仕事をして、1つの収入源で生きる」という生き方が見直されていくだろう。 

(中略)

 今、日本でも副業は話題のキーワードだが、安倍内閣も「正社員の副業を容認」というスタンスになった。この流れがより進めば、副業は、単純に小遣いを稼ぐような意味での「副」ではなく、複数の「複」業になっていくだろう。

 

モバイルテクノロジーを使えない人が「損」する格差社会

 個人が、場所や時間、お金や組織に縛られずに、自由自在に働くためには、「デジタルデバイス×インターネット(=モバイルテクノロジー)」を乗りこなす技術が不可欠だ。

 わずか5~6年前には、大きな会社にしかできなかったプロジェクトや、大きな資金を必要としたビジネスを、モバイルテクノロジーを使いこなすことで、今や無料に近い形でいとも簡単に、個人で展開できる時代が到来したのだ。

 

 たとえば、多額の広告費を代理店に払わなくても、SNSを上手く使えばだれでも無料で自分のコンテンツを数千人から数万人に広めることは可能だし、個人で簡単にECサイトを構築できる「BASE」のようなプラットフォームも複数存在する。

 ウェブサイトだって、プログラミングという特殊技術がなくても、ドラッグ&ドロップで誰でも質の高いページを構築できる「weebly」や「wix』といったサービスがある。

 お金や資産の管理も「moneyforward」や「moneytree」といったクラウド家計簿を使うことで、あっさりと解決するようになった。それでもできないことがあれば、ナオさんも書いていた「lancers」などのクラウドソーシングで外部発注すればいい。

 

「ミニマム・ライフコスト」を把握する

 組織に依存せず、個人として生きるために最初に必要なことは「お金から自由になること」だ。そのためには、本気になってお金と対峙しないといけない。

 「生活収支の計算」や「お金の勉強」から逃げていると、「お金の呪縛」から永遠に逃れられず、勇気をもって行動したり、日々挑戦するようなことができなくなる。

(中略)

 ミニマム・ライフコストとは、僕が作った概念で「自分や家族が健康的に生活するために必要な最低限のお金」のこと。これさえわかれば、「これ以上は無理して稼ぐ必要はない」ということに気付くと同時に、無駄な出費こそが最もハイリスクな行為、という「お金の本質」を知ることもできる。

 自分の生活はいくら稼げば成り立つのか。完成した収支表(家計簿)は、あなたの「人生の無駄」の映し鏡となる。それを把握した状態で生きることが、お金への焦りや、お金を失う恐怖からの解放につながる「自由への近道」なのである。 

(中略)

 そして、僕が移動生活に持っていくモノの選択基準も同じ。

 日々の生活でも、モノを厳選する「ミニマム思考」を持って過ごさないと、身動きが取れなくなる。結果、それはあなたの行動力を低下させ、自由の喪失につながってしまう。

 モノを増やさないコツは、「あればいいかも」ではなく「なくてもいいかも」に焦点を当てること。つまり、足し算ではなく「引き算思考」。

 何かを両手に持っている安心よりも、手ぶらで生きる感動的なまでの自由さを、ぜひ体感して見てもらいたい。

 ただ、「お金を一切使うな。モノを持つな」と言っているのではない。

 「あなたの人生で本当に必要なことにはお金を投資せよ」、「あなたの人生を作る重要なモノは必ず手に入れよ」と、僕は言いたいのである。つまり、人生を「不自由」にするモノにはお金をかけず、人生を「自由」にするモノにお金をかけよ、ということだ。

 「不要なことをミニマム化(最小化)」することで初めて、「大切なことを最大化」できる。この最大化できることの中に「勇気と行動力」や、「人生の自由度」も含まれることは、もう説明不要だろう。

 

SNS×マニアックメディア」で発信力を確保する

 ナオさんが前章で言っていたように、今はモバイルテクノロジーと、大好きなことやライフスタイルを掛け合わせてコンテンツ化し、ビジネスに変えていくことが可能だ。

 テクノロジーがここまで発展していなかった時代は、マニアックな人は単なる「オタクな人」で終わってしまって、その人が発信するコンテンツに市場価値はなかった。

 しかし、今はマニアックであればマニアックである程、ブランドとコンテンツの価値が高まる時代。自分が本当にやりたいことを狭く掘り下げて、SNSやメディアで発信していると、徐々にそれがオンリーワン・コンテンツとなり、興味を持ってくれる人が現れる。

 これは、インターネット登場前の世界では起こり得なかったことだ。

 ぼくだって、SNSを始めて最初からいきなり何千人ものフォロワーがついたわけではない。しかし、フォロワーを自分につける具体的な方法は存在する。それは「マニアックメディア×SNS」という掛け算だ。

 マニアックメディアは、抱えるユーザー数は少ないが、「濃いファン」を持っている、というのが特徴。こういった、わずか数千人から一万人程度のユーザーしかいないようなメディアからフォロワーを作り始めることが、実はとても有効なのだ。

好きの徹底追及と発信で「個人ブランド」を確立する

 今は、本当に好きなことを、とことん突き詰め続けることができたら、それが独自のコンテンツとなる時代。そして、その熱狂度が高ければ高いほど、そのコンテンツの独自性は高まり、必ずや熱い反応を呼び起こせるようになる。

 「クレイジーになって突き詰めてきたこと」を具体的な言葉で表現すると、「人生で最も多くの情熱、時間、そしてお金を投資してきたこと」になる。

(中略)

 たとえば、「コンビニのアイスクリームを究めた人」がテレビに出てガイドブックを出版していたり、「熱狂的なゲームマニア」が「youtube」で数千万以上の再生回数を記録して収入を得たり、という機会を目にしたことはあるだろう。

 彼らは決して、「仕事になる」と思って、毎日アイスクリームを食べたり、ゲームをやり続けたわけではない。はじめから「お金を稼ごう」と思っていたら、きっとそんなことを突き詰めたりすることはなかっただろう。

 自分が本当に好きなことだからクリエイティブになれる。周りから「もっと頑張れ」と言われなくても、高い集中力を保ったまま継続できる。だからこそ、人が振り向くような表現活動を続けられる。そしてそこに、唯一無二の市場価値が生まれるのだ。

 発信する情報やコンテンツがマニアックであればある程、「個人のブランド」は強くなっていく。